能登の海の水面を表現する、漆の技術。
季節や時間帯によってさまざまな表情を見せる北陸の海。その水面をモチーフに、桜材を使用して薄い皿を制作しました。
凪の日、時化の日、波が見せる一瞬一瞬を、鑿と鉋で削って表現しました。波立ち、複雑な表情を見せる水面を表現するため、ところどころ敢えて逆目を立たせたり、削り方に変化をつけています。
それによって、部分毎に漆の吸い込み方が変わり、色に深みを出すことができました。色漆と蒔絵によって、1日を通して変化し続ける水面の色彩を表現しました。
陽の光を受けて輝く水面の様子を表すため、毎回異なる色の漆を使用し、部分的に暈し塗りをしたり、塗り方、拭き取り方や拭き残し具合を変えたりしています。
平らなのでカップや湯呑みを組み合わせて、ソーサーとしても使用できます。軽くて丈夫、傷も目立ちにくいので、アウトドアなどでも気軽に使っていただきたいです。
サイズ:約15cm×約25cm
※ご注意点 天然木、漆を使用しているため、実物は色味や彫目が一枚ごとに微妙に異なります。予めご了承のほど、よろしくお願いいたします。
※電子レンジ・食洗機を使用しないでください。
名称:輪島の漆器のお皿
製造者:YUKAKU
産地名:石川県輪島市
内容量:約15cm×約25cm
数量:1点